既存の合繊製品について、生地やデザインへの影響を抑えながら静電気対策を検討したい生産担当者・デザイナーの方へ。スタイルワークスが、生地を維持し、縫製糸の見直しで静電気を軽減した事例を紹介します。
この事例の判断ポイント
- 現行品の課題:合繊素材のTシャツで発生する静電気に対し、生地を変えずに改善する方法を検討しました。
- 提案の判断理由:生地の変更や後加工に加え、縫製糸の素材選定に着目し、既存生地を維持した対策を提案しました。
- 本案件の結果:縫製糸の変更により静電気が軽減され、別アイテムへの素材提案を含む追加オーダーにつながりました。
同様のご相談では、現行品の課題・生地・縫製仕様・予定数量・ご予算・納期を合わせて確認します。糸の変更による費用・数量条件・納期への影響は、案件ごとに検討します。
ご要望
合繊素材で作っているTシャツで、静電気が多く発生しているという相談。
課題
ポリエステルやナイロンなどの合繊素材は、その特性上、静電気が発生しやすい傾向があります。クライアントの製品でも静電気がエンドユーザーからの不満点になっていました。
静電気対策では、生地の変更や帯電防止加工なども選択肢になります。本案件では、生地・コスト・デザインへの影響を抑えることが課題だったため、既存生地を維持したまま検討できる方法を探しました。
当社のご提案
生地ではなく、縫製糸に着目しました。導電性・静電気除去機能を持つ縫製糸を採用することで、縫い目から静電気を逃がす仕組みをご提案しました。
本案件では、生地を変更せず、縫製糸の見直しによって静電気の軽減を図りました。同様の方法を検討する際も、生地と糸・縫製仕様の組み合わせを確認し、費用・数量条件・納期への影響を案件ごとに整理します。
結果
静電気が軽減され、製品の品質改善につながりました。この改善が評価され、別アイテムへの素材提案を含む追加オーダーをいただきました。
ポイント
「素材提案」では、生地に加えて縫製糸も検討の対象になります。本案件は、生地仕様を維持しながら、糸の素材選定と縫製の組み合わせから静電気の軽減を図った事例です。現行品で維持したい条件と改善したい課題を分けて整理することが、提案の出発点になります。